簡単なプログラムで少しだけPythonに慣れて下さい。コマンドプロンプト上で行います。
文字表示
print( )
文字表示は単純に結果を表示するだけでなく、プログラムが処理されているかを確認する時にも便利です。

使用するコードは「print( )」です。以下のコードを入力してエンターを押して下さい。(上図は、入力済みです。)
>>> print('Hello!!')
# >>>は入力不要直ぐ下に「Hello!!」と表示されます。

print( )は、文字や数値などを表示します。数値表示については以下の計算の章でやってみます。
連続表示、改行表示
print()を使っていると、ふたつのprint()を一行で表示させたり、ひとつのprint()に書かれている内容を二行で表示させたり、見やすくするために改行を入れたりしたい場合に使用します。
一行表示 end=’,’
二行表示 \n (\n)
※\(バックスラッシュ)は本来半角 日本語用キーボードだと\になる場合もあります
コマンドプロンプトでテストしてみます。

二行表示はできましたが、一行表示は上手く行きませんでした。Thonnyでやってみたところ上手く行きました。
>>> print('Hello!!', end=',')
>>> print('How are you?')
# >>>は入力不要
>>> print('Hello!! \n How are you?')コメント、コメントアウト
文字表示とは少し脱線しますが、コードが何かを説明書き(コメント)することができます。デバッグ・動作確認の時に便利なのが、「プログラムをコメントアウトしてみる」です。
元のデータを消さずに「コメントアウト」して残したり、内容説明などを書き残すのに便利です。
#
”’ コメント ”’ または “”” コメント “””
#
#以降の文字をコメントアウトします。適用範囲は行です。
”’または“””
みっつ並べた「’(シングルクォーテーション)」または「”(ダブルクォーテーション)」で囲われた文字がコメントアウトになります。適用範囲は、先に書かれた「”’」から後に書かれた「”’」までコメントアウトします。後の「”’」が無いと最後まで全てがコメントアウトになるので注意して下さい。
Thonny
コメントアウトしたいプログラムをカーソルでドラッグ・塗潰し(選択)して、「Ctrl+3」または、「編集」>「コメントの切替」をクリックすると、#でコメントアウトします。もう一度同じ操作をすると、コメントアウトをキャンセルできます。
f文字列(f-strings)
print(f”・・・・・”)とすると、” “で囲った範囲をと文字列とすることができる。その中で、変数を{ }で囲うと変数をそのまま使用することができます。
a = '山'
b = '川'
c = 3
print(f'お爺さんは{a}に・・・、お婆さんは{b}に・・・、{c}人は・・・')計算
四則演算(+、-、×、÷)
+ 加算
- 減算
* 乗算
/ 徐算
プログラムに計算は欠かせません。四則演算などを駆使することで色々な結果、効果を生むことができます。
普通に計算
1+1、2-2、3×3、4÷4をPythonで計算してみましょう。

単純に計算結果を表示するだけで、それ以降のプログラムに反映させることができません。
変数を使用
単純に数値だけで計算することは少ないです。普通は変数を定義して、計算結果を変数に残してそれ以降のプログラムに利用することが多いです。
a = 0
print("a = ", a)print(“a=”,a)の()の「” ”,」は単純にそこに書いた文字列を表示します。「a」は変数aです。

その他演算
四則演算の応用的な感じで徐算の余りを表示する「余剰」、同じ数値を複数回掛ける「べき乗」などがあります。ここでは詳しい説明は省きますが、三角関数なども使用することができます。
また、数値を条件分岐に使用する際に使う「比較演算子」についても説明します。
余剰、べき乗
% 余剰
** べき乗
割り算の余り(余剰)やある数値を繰り返し掛ける(べき乗)を使うと、色々な処理に応用することができます。
自身に加算、減算する
+= 加算
-= 減算
何回も同じ処理を繰り返すときなどに、何回目かを示すための変数(a )を利用します。1回目のプログラム処理が終わったら、次は2回目のプログラム処理をするために、今が何回目か(もしくは次が何回目か)を明確にします。
プログラムで、インクリメント、デクリメントと言ったらこのことを差します。単純にインクリメントと言うと「+1」することを差していることが多いです。
a = 0
b = 100
# 何らかの処理
# 処理が終わったら次回の為に数を増やす
a += 1
b -= 1
# ループ演算など
print(a)
# 表示結果>>>1
print(b)
# 表示結果>>>99
比較演算子
> 大なり
>= 以上
< 小なり
<= 以下
== 等しい
!= 等しくない
数値を使って条件分けする時に、重要になってきます。

その他数値、計算に関すること
日常生活では気にすることはありませんが、プログラムにとって実数なのか整数なのかはとても重要です。
実数と整数
実数
実数は、小数点を含む数値です。これには、正の実数、負の実数、およびゼロを含みます。Pythonでは、実数型はfloat(浮動小数点数)と呼ばれます。
整数
整数は、小数点を持たない数値です。正の整数、負の整数、およびゼロを含みます。Pythonでは、整数型はintと呼ばれます。
進数
日常で扱っている数値は「10進数」ですが、PC内では「2進数」がベースになっています。「2進数」を「10進数」は「16進数」変換して表示しています。
進数とは、その前に添えた数字(10進数の「10」、2進数の「2」)を基数(ベース)と言い、基数を越えた時に桁が上がります。この時の基数は、「0」を含みます。10進数なら基数は「0、1、・・・8、9」、2進数なら「0、1」です。
2進数、10進数、16進数の関係は以下の様になります。

ビットとバイト
2進数の最小単位をビット(bit)。8ビットを1バイト(Byte)としてひとまとめにして表現することがあります。上の表だと2進数の各桁が最小単位になります。
各桁の表現を0/1ではなく、〇/●で表現することがあります。〇/●でビットとバイトについて図で説明します。



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