いきなりプログラムを書いていくのではなく、Pythonの特徴について書いておきます。実際にやりたいことと、プログラミング言語の選択肢としてPythonで良いのかについて判断できると思います。
Pythonとは
インタプリタ型(中間表現を逐次解釈しながら実行するプログラム)の高水準汎用プログラミング言語。1991年に誕生。
Pythonには、読みやすく、それでいて効率もよいコードをなるべく簡単に書けるようにするという思想が浸透しており、Pythonコミュニティでも単純で簡潔なコードをよしとする傾向が強い
Wikipedia引用
利点

理解しやすい
分かりやすい用語が選ばれているので、他の言語と比べて直感的に理解しやすいです。
ネットワークとの親和性が良い
WebやWi-FiなどITや通信との親和性が高く、Web開発やIoT開発に利用されています。
機械学習・AI開発
データサイエンス、機械学習、AI開発に広く利用されています。
欠点

処理速度が遅い
動作中に書いた言語を解読・処理するので、他言語と比べると処理速度が遅いと言われています。
Raspberry PiのミニPCに近いと違い、Raspberry Pi Picoはマイコンボードなので、命令に対しての処理速度は速くなります。処理速度が遅いというPythonの欠点を少しでも解消する為に、Micro Pythonという派生プログラムで動きますが、デバイス自体の処理が速いので、「MicroPythonを使ったから処理速度が体感的に速くなった。」とはなりません。
リアルタイム処理、機械同士の高速同期、機械の高速化などには、向いていないと考えます。
どんなところで使われているのか

実際にどんなサービスで使われているか調べてみました。
多くの有名サイトでPythonが使われています。顧客情報や履歴などからオススメを表示したりしているそうです。機械学習、AIの部分と言えます。
個人的に感じた事

実際にプログラムを組んで動かしてみて個人的な感想です。
言語は比較的分かりやすい
初級編くらいのレベルであれば使用しているワード(命令語)は、それほど難しくありません。書いたプログラムがどういう処理をするのかなんとなく理解できます。
プログラム構成が冗長的
改行、スペース、インデントなどが、プログラムの構文として処理されます。試す目的で一時的に追加するプログラムであっても、これらのルールに沿って書かなければ正常に処理されないことがあり、面倒に感じることがあります。とは言えこれがPythonの特徴のひとつとも言えます。
プログラムの書き方について制限(ルール)を定められているので、他のプログラムと比べて統一感が出ます。他の人が書いたプログラムであっても読みやすいという利点があります。
分かりにくい
一転、C言語など他のプログラムに慣れている人にとっては、改行やスペースにはプログラムとしての意味がないので、改行などがプログラムとしての意味を持っているは違和感があり読みにくいです。更に言うと、代わりになるコードがありますが、Pythonにはそれがないので読みづらいです。
ライブラリ
標準ライブラリ、外部ライブラリを使えることが、スキルのひとつになると感じています。仕事などの重要な局面で外部ライブラリを利用するときは、どの外部ライブラリを使うか、作成者とコンタクトをとる必要があるかなど色々な判断が必要になってきます。


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